ロヒプノールはどこに売ってる？販売中止の理由と今買える代替薬まとめ

この記事ではロヒプノール（商品名）を売っている取扱店や、平均的な値段、安く買える場所などを手短に紹介します。

フルニトラゼパム製剤、ロヒプノール錠はサイレース錠に統合されて製造中止となりました。実務実習生といっしよに廃棄するとインパクト大です。睡眠ドラッグとして性犯罪に悪用されないように内核錠が青に着色されています。写真左はメートグラスに入れた直後、写真右は溶けた後です。鮮やかな青です pic.twitter.com/Q13LjlZH0h

— hypershimo (@hypershimo) June 25, 2019

ロヒプノールってどんな薬？

ロヒプノールはフルニトラゼパムという成分を含む睡眠薬で、医療機関で処方されていた薬です。眠れないときや手術前の不安をやわらげる目的で使われていました。長年愛用していた人も多く、「効き目が強くて助かった」と感じていた方も少なくありません。

なぜロヒプノールは販売中止になったの？

ロヒプノールが販売中止になった理由は、薬そのものの危険性ではなく「ブランド統合」にあります。製薬会社の販売権が移動し、同じ成分のサイレースという薬が主流となったため、ロヒプノールの販売が終了しました。
また、薬の誤用や乱用のリスクが社会的に問題視されていたこともあり、医療現場では安全面を考えて名称を整理する動きが強まったとも言われています。

今ロヒプノールはどこに売ってる？

現在、一般のドラッグストアやネット通販でロヒプノールを買うことはできません。医療用医薬品であり、処方箋が必要です。
一部の病院では同じ成分を含むサイレースなどのジェネリックが処方されています。市販やネット販売で「ロヒプノール」を名乗るものがあっても、正規品でない可能性が高いので注意が必要です。

通販や個人輸入で買える？リスクと注意点

通販サイトで「ロヒプノール」を検索すると、海外製品や個人輸入代行サイトが表示されることがあります。しかし、それらは日本では正式に認可されておらず、偽物や成分不明のものが多いのが現状です。
個人輸入は法的にもグレーゾーンであり、健康被害のリスクも大きいです。安心して使うためには、医師の処方を受けて正規ルートで入手することが大切です。

ロヒプノール製造販売中止の事前連絡来た……
サイレースに一本化のようです。
販売中止は2018年8月
経過措置は2019年3月を予定 pic.twitter.com/ab2UO5yy0N

— 薬剤師ときどき父（やくちち） (@yakutiti) September 25, 2017

ロヒプノールの代わりに使える薬は？

ロヒプノールと同じフルニトラゼパムを含む薬では、サイレースという商品が代表的です。ほかにもエスゾピクロンやルネスタなど、眠気のコントロールに使われる薬があります。
これらは医師と相談のうえで、体質や生活リズムに合わせて選ぶのが一般的です。効果や副作用の出方は個人差があるため、「自分に合う薬」を見つけることが大切です。

まとめ：ロヒプノールは今は買えないけれど、代わりはある

ロヒプノールはすでに販売が終了しており、市販や通販では購入できません。ただし、同成分の代替薬が医療機関で処方されています。
安全に睡眠薬を使うためには、自己判断で探すのではなく、必ず医師や薬剤師に相談することが大切です。
眠れないときの不安を感じている方も、正しい情報とサポートがあれば安心できます。